好きが輝いて見えた日(前半)

9割9分くらい自分語り

 

12/1,2に開催された、アイドルマスターシンデレラガールズ6thLIVEナゴヤドームに連日で友人と現地参加してきました。

このコンテンツにガッツリと触れるようになったのは秋頃からなので、まさか数か月で現地LIVEまで行くことになるとは……と自分の事なのにびっくりしています

 

 

今回はデレというコンテンツにどういう風にハマっていったのかと、ちょっとしたLIVEの感想記事+αです

あと出てくる友人Pはすべて同一人物です

 

 

デレマスはアニメ放送時にちょっとハマっていて、当時はみりあちゃんが大好きでした(今も好き)

ただそのときは作品のファン自身がPという表現を使うことに違和感しかなかったんですよね

アニマス(765)のときも同じ思いでした

いい作品だなと思っても、元々のPの人たちとの温度差はかなり感じていたのを覚えています

1クール目の終盤の美希で号泣してカードショップへ走ってヴァイスシュヴァルツってカードゲームの美希のサインを買い漁ったりもしましたが、それでも自分がPになろうってことはカケラも思わず、美希っていうアイドルのファンになったという意識でした

たぶん、アニメでは武内Pや赤羽Pの存在が大きくて、自分はあくまでアニメのPとアイドルたちのドラマを見ている視聴者としての目線にしか立てなかったからだと思います

 

そして時は流れて2018年春

友人のPからデレの同人誌を毎週のように押し付けられるようになりました(?)

いわゆる布教ってやつですね

主にトラプリ本メインで、他にもアニメしか触れてなかった自分は全然知らなかった色んなアイドルたちの同人誌を借りて読みました

当然ほぼほぼ自分が知らん子たちの作品ばかりだったので、その友人に解説貰いながら読んでいって知識はどんどん増えていきました(同人由来だから今にして思えば過剰な表現だったりも多かったけど、やっぱり今だからこそ思えば描いたPの愛に溢れてました)

 

その後も夏くらいまで毎週のように彼から同人誌を借りてました

自分は漫画を読むのが好きだし、彼は布教したいしって感じです

ただ、面白いコンテンツだなーとは思いつつもまだ正直そこまで……という感じでした

 

一つの転機は、今度は彼からCDを布教されたことです

最初に借りたのは、大槻唯、小早川紗枝塩見周子の3人のソロでした

唯は友人Pの担当だということはふんわり覚えていたのですが、紗枝と周子に関してはなぜ?と思ってました

(これは俺もあんまり覚えてなかったんですが昔彼に、「ヴァイスシュヴァルツのカードでデレの紗枝って子のイラスト結構好きなんだよね」って話をしていてそれを覚えていたから貸すCDを決めたそうです)

唯と紗枝のCDを聴いた時は「ああこういう感じなのかー」という思いでした。

Radio Happyも花簪も、それぞれのドラマパートも可愛くていいね

って感じです

3枚目の周子のCDも聴きました

 

この子、ドラマパートの冒頭から紗枝はん紗枝はんって言ってる!!!!!!!

 

僕はこうみえて百合が大好きなんですけど、特に好きなのは公式で百合百合してる百合です

そうして周子ちゃんが好きになりました

 

と言っても183人いる中の2番目にまあ好きかなって程度だったんですけども

それでもデレというコンテンツをちゃんと追ってみたいとわずかに思い始めました

 

二度目の転機はその直後です

CDも聴いたんだし、LIVEも観てみない?と彼にSS3A公演に誘われました

二日目は仕事だったので行けませんでしたが、一日目はチケット代を出してくれるとのことだったので二人でライブビューイングに行ってきました

初めてのLIVEはなんか気が付いたら終わってました

いや、2,3時間あるLIVE中で知ってる曲ってお願いシンデレラくらいしかありませんでしたし()

女性声優さんも自慢じゃありませんが、能登麻美子さんかそうじゃないかでしか聴き分けできない程度の興味しかありませんでしたし()

※るるきゃんだけはなんかたまたま知ってました。映画館の大画面で観たるるきゃん

可愛すぎてほんとヤバかった

 

それでも、映画館内の盛り上がってる空気はすごく肌で感じました

よく分からないけど曲が始まるたびに歓声があちこちから聴こえてきたり、みんなで一生懸命コールしてたり、かと思えばみんな無言でしんみりと光る棒を振っていたり

特に横の席の友人が流れる曲の1曲1曲全てを楽しんでいる姿に驚きました

デレの布教を彼からされるまで結構クールなイメージのある友人だったのに、LIVE中に横にいたのは最高に今を楽しんでいるオタクでした

そしてあの空間にはそんなオタクがたくさんいました

あと、自分たちの隣の席にいた人が自分と同じで初めてのLIVE参加だったみたいなんですが光る棒を持ってきていなかったんですよね

そのことに気が付いた友人がその人に自分の予備の棒を貸してて、LIVE後に感謝されてて、なんか良いなーってぼんやり思ったのも覚えています

友人は初めて観に行ったライヴビューイングで棒を持っていかなくてなんとなく後悔があったそうで

(俺はLIVE前に近くの電化製品扱ってるお店で光る棒を友人の勧めで買ってました)

 

そんな気が付いたら終わっていたLIVEでしたが、周りの最高に楽しんだ!!って表情で館内を後にする多くの人たちと、横の友人をみて、とっても羨ましい!俺もあの空気を思いっきり味わいたい!!って感じてしまいました

 

次の日は仕事だったんですが、通勤にやたらと時間のかかるところで今働いているので道中ずっと、昨日LIVEで聴いた楽曲について調べて、配信があったものを買って聴いたり、MVを見たりしてました

特に強く印象に残っていたのは『ガールズ・イン・ザ・フロンティア』と『サマカニ!!』です

あの2曲の会場の盛り上がり方が異様な感じだったのを今でも覚えています笑

周子と紗枝の歌う『美に入り彩を穿つ』はやっぱりLIVEで初めて聴いたんですが、その時点で数少ない好きなキャラを演じている方が歌う、ということもあって聞き逃したくない!!という気持ちが強すぎて緊張してしまって、逆にぜーんぜん覚えてませんでした

 

MV見てて好きになったのは、Tulipと純情Midnight伝説ですね

曲もノリが良いし、振りも最高にエモかったです

他にもどんどん色々な曲を好きになって、配信を買い漁りました

 

そうして、SS3Aが大きなきっかけとなってやっと、このコンテンツにハマりはじめました

 

 

実は3度目の転機もありまして

SS3Aのちょっと後に周子のソロCDのドラマパートを聴きなおしたら、最初に聴いた時には気が付かなかった周子とPと周子の家族とのそれぞれのそれぞれに対する思いやりだったり、強い信頼だったりそういった色んな想いに気が付いてリアルで号泣してしまったっていう話もあるんですけど、そのときに感じた周子への思いだけで1記事書ける気がするので今回は省きます()

 

あと今一番好きなのが飛鳥なんですが、そのなんでどうこうは説明しにくいのでこれも省きます()

 

 

こうした転機があってデレにハマったんですが、友人からさらに追い打ちをくらいます

 

『11月12月に6周年LIVEがあるからそれも観ようよ。メットライフはビューイングになっちゃうけど、名古屋はどうしても俺が行きたいから休み取れたら二人で現地に行こうぜ』

 

お、おう

 

『今度はSS3Aと違って予習できる時間がまだあるから、俺の持ってる5周年ツアーのBDを一緒に全部観ようぜ』

 

………………観るわ!

 

結局全部観ました

どの公演も最高でした

MV観てドハマりしたTulipはLIVEでも最高で、友人の家でTulipのシーンだけを2時間くらいずっとチャプター再生し続けてたらかなり友人に引かれました

あと自分は宮城の出身なんですが、宮城公演のときにユッキ役の杜野 まこさんの最後の挨拶で泣いてしまいました

他にも書ききれないくらいたくさん良いところがありました

5th最高でしたね

 

 

そうしているうちに迎えた6thLIVEのメットライフ公演

2日目はどうしても外せない仕事が入っていてビューイングに行けないことが前々から分かってました

全4回の公演のうち、メットライフの二日目に自分の好きな子たちが全員集まっていてほんと泣きたくなりました

飛鳥もみりあちゃんも晴も4回のうち俺が唯一休みを取れなかったその日にだけ揃うんです

周子、紗枝、奏は両日なので二日目は6人揃うことになります

悔しくて悲しくて、5thのBDを友人と観てる合間合間にずーーーっとそのことを友人に愚痴っていました

初日の周子と紗枝と奏の出るLIVEを死ぬ気で満喫してやるからもういいやと嘯きもしました

 

※この時点から今現在で自分が特に好きなのは「周子、飛鳥、みりあ、紗枝、奏、晴、梨沙」でした。そして中でも一番好きになったのが「飛鳥」でした。

 

メットライフの初日公演

正直セットリストの曲全てが最高でした

特に、奏のif、紗枝の薄紅、周子のPrivate Signの連続した曲順は俺が聴きたかった順通りの順で、このコンテンツに出会うことが出来て本当に良かったと思えました

3曲ともコールは入らず、おかげでひたすら3人それぞれが描く別の世界に引き込まれました

 

LIVE後、友人と一緒にサイゼリヤに行ってドリアを食べながら、今日の公演が最高だったことと、明日は仕事があるから行けないことの悔しさと、その分明日楽しんできてねということを延々と喋っていました

仕事が朝早いのもあって朝4時半には起きないと行けなかったのに、楽しかったのと悔しかったのとで2時前くらいまで寝付けませんでした

 

そして日曜日

仕事を無心でやりました

月1であるハードな日で、今の仕事しててこの日に長めの残業をしなかった日は無かったんですが、お昼前に上司に「ペースすごく良いから、もし目途つくようならはやく上がっちゃってもいいよ」とお許しを頂けました

皆さんも仕事に集中したかったら前日にLIVEを観ると良いと思います(???)

 

もしかしたらLIVEの時間に間に合うかもしれないと淡い期待を抱きながら、映画館に当日券の確認の電話を昼休憩のときにしました

全滅でした

友人PにLINE送りました

『仕事が奇跡的に早く終われそうなのに当日券全滅だった』

 

返信は

 

 

 

 

 

お前の分のチケットあるから来いよ

 

 

 

 

 

イケメンかお前は

 

かなり前々から行けないって伝えてあったのにサプライズ

おかがでメットライフの2日目も観ることができました

ここも全部最高でした

ドレミファクトリー、リトルリドルを聴きたくてきた二日目だったし、メルヘンデビューは会場内のPたちと一緒に盛大にコールしました

合間のクールMCでは自分の好きな飛鳥、周子、奏の3人だけで出てきてくれて、本当にあの3人らしいお喋りを聴けて笑いながら感動していました

in factはビューイングで観ていても演出に鳥肌が立ったし、わたぐもはアニメで無邪気にはしゃいでいたみりあちゃんを観て好きになった自分に刺さりまくりました

 

ただ、飛鳥の出番が5曲目のリトルリドル、7曲目のStarryGoRound(全員)、直後のMCからぷっつりと途絶えていて、次はいつ出るの??もしかしてもう終わり???嘘でしょ????とLIVE中は脳の半分でずっと飛鳥のことばかり考えていました

 

だってMCで『次のディメンションで待ってるよ!』みたいなこと言って高笑いしながら飛鳥さん消えていったじゃないですか

どこだよ次のディメンション!!!

 

最高に楽しみながら、かつ最高に絶望するという奇特な経験をしながらもLIVEは進んでいきます

 

24曲目

正直もう諦めてました。飛鳥は今日しか出ないけど、リトルリドルは聴けたし、StarryGoRoundのイベントではメインの一人だったし最高だったな

そもそも今日は来れないはずだったんだから十分すぎるほどに十分だ

 

bloody festaで一面の赤に染まる会場を見つつ、「うっわ小梅マジでかっけえ帰ったらこの曲のCD絶対買おうやっべえわマジかっけえ」なんて本気で考えながら、もう半分の脳ではこれも本気で諦めきっていました

 

25曲目です

bloody festaが終わり静まり返った会場で、

何度も何度も聴いたイントロが流れてきます

真っ白になった頭をなんとか正常に切り替えつつスクリーンを注視します

 

『共鳴世界の存在論

 

叫びそうになりました。ああ、今日来ることができて本当に良かった。

絶対に来れないと思ってたLIVEに何故か来ることが出来た上に、飛鳥のオントロジーを聴ける

これ以上なんて絶対にない

 

そう思いました

ですが直後、トロッコが2台あることに気が付きます

 

飛鳥の反対側のトロッコに乗るもう一人

 

 

速水奏がいました

 

 

刹那の早さで、これ以上はと感じた思いを超えられました

そこから先、オントロジーを全身で感じている間の感情を言葉に出来るほどの文才が残念ながらありません

 

「──さぁ、往こうか」

もう、何も考えられませんでした

 

 

しかし、26曲目

『美に入り彩を穿つ』

 

飛鳥の決め台詞で放心していたところを、イントロで殺されました

1曲前の情動の余韻に浸っていたところを、さらなる情動で上書きされたのです

 

LIVEで美彩を聴くのはこれで3回目でした。

SS3Aでは全然頭に入ってきませんでした

前日は集中して聴き入りました。たぶん歓声上げてたと思いますけど無意識です

今回はなんかもう色々な感情が爆発しました

 

6thの全4公演で、個人的に一番良かったのがこのメットライフ二日目のオントロジーからの美彩の流れです

 

他にも色々とたくさん書きたいんですけど、メットライフまではそろそろここら辺で。

あ、フロンティアではリッカ様と志貴くんが隣同士で最後の最後にまた殺されました

フロンティアの志貴くんのソロパート部分がほんともうたまらんかったです

 

それと、二日目もサイゼリアに行ったんですけど、その日は絶望と希望と色々な感情とで、朝に起きてからLIVEまででカロリーメイト1箱しか口に出来てなかったので、24時間ぶりの食事が同じサイゼリアのドリアだったのが地味に面白かったです

 

(続く…?)